第4回 企業実習連絡会

『 梅ゼミ4年生が本音で語る「私の就活体験」』


 
開会の辞
 
学生幹事代表  伊丹 瑛美
     
    梅沢ゼミ企業実習連絡会の学生幹事4年の伊丹瑛美と申します。本日はお忙しい中わざわざ大東文化会館までお越し下さいまして誠に有難う御座いました。

    昨年度スタートしたこの企業実習連絡会ももう4回目となりました。今年の2月に一期上の先輩達の「本音で語る「私の就職体験」」を聞いていた私たち4年生も、今度は語る側になりました。私ども4年生は、お手許に配布させて頂きました「07年度梅沢ゼミ生就職内定先一覧」にありますような企業への就職が内定しております。それも、インターンシップ生として未熟な私たちを温かく迎えて下さり、身に余る貴重な実務体験を積ませて下さったことや、就活真っ只中の時に開催された第3回企業実習連絡会で模擬面接をして下さったことのおかげです。まさに、数え切れないほど多くの有意義な体験をさせて頂きました。皆様には大変お世話になりました。4年生一同心より感謝申し上げております。この場をお借り致しまして改めて厚くお礼申し上げます。

    本日は、『梅ゼミ4年生が本音で語る「私の就職体験」』として、私ども一人一人がどのような就職活動を行ったのかをありのままに、まさに本音でご報告致させて頂きます。また、今年インターンシップを体験した3年生による、インターンシップやインターンシップ報告会を経た今、事後学習として何を得たかということを『梅ゼミ3年生が本音で語る「企業実習から報告会までの試練の日々」』と題しまして、各企業の皆様にご報告させて頂くことを企画致しました。

    皆さまの率直なご助言なり励ましのお言葉を頂戴出来れば幸いで御座います。 どうぞ最後までお付き合い下さいますようお願い申し上げます。

    簡単では御座いますが、これをもちまして開会の挨拶とさせて頂きます。有難う御座いました。

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報告  伊丹 瑛美 ( 日本生命保険相互会社 )
 

    1.はじめに

    私は、生命保険会社の日本生命相互会社から内定をもらいました。私の就職活動は3年生の12月ごろから始まり、初めは合同企業説明会に足を運んでいました。その後、1月から会社の個別説明会に参加し、2月頃から徐々に選考が始まりました。3月〜4月に活動のピークを迎え、最終的に4月下旬に日本生命から内定をもらい、就職活動を終えました。

    2.志望業界をどのように絞っていったか。

    会社を選ぶ際の自分の中で重要視していたものは、会社の雰囲気と出会った社員さんの人柄です。仕事は決して楽ではないと思います。だからこそその環境を楽しめるかどうかが大事でその辛さの中にも頑張ろう!と支えになるのは現場の声を聞いてくれるような風通しがよい環境であり、辛い事も助け合いながら乗り越えていく一緒に働く仲間の力が大きいと思ったからです。そして、「自分はこの会社にこの先ずっと勤めるとしたら」ということを考えながら選んでいました。また、「せっかく働くなら誰でも知っている会社に入りたい!」という憧れがあり、一般的に“大手”と言われている会社ばかりみていました。

    業界は、初めから生命保険に入りたいと思っていたかというとそうではありませんでした。しかし、ただ漠然と金融業界には興味がありました。そのため銀行、証券、保険など全て見ました。その他にも、メーカーや不動産仲介事業などいろいろ見て回りました。そして見れば見るほど金融業界は楽しそうだなと思うようになり金融に対する思いが強くなっていきました。特に金融業界は、総合職と業務職に分かれていることが多く、私は営業の方をサポートする業務職としてプロになっていきたいと思っていましたので、そこも魅力を感じた点かもしれません。説明会やセミナーでは会社や社員さんの雰囲気を重視し、“フィーリング”というか肌で感じる何かを得るようにしていました。

    3.日本生命と他の企業の選考の違い

    3月〜4月にかけてが私の選考のピークでした。エントリーシート、筆記試験、1時面接にはほとんど通過していました。回数を重ねるごとに緊張もしなく堂々とした気持ちで臨むことが出来ていて、4次〜5次面接まであるという会社もありましたが、2次面接で落ちたところ以外は最終までトントンといけたような気がします。それらの会社がなぜ、不合格になったかを考えると、やはり「どうしてもこの会社に入りたい」という気持ちが伝わらなかったのかなと思います。 初めは、“とりあえず行っておこう”という単純な気持ちで説明会に参加するのですが、その後の選考過程でも特に惹かれるといったことがなくなぁなぁで進んでいたのだと思います。そして面接が終わった後も「失敗した」とか「落ちたらどうしよう」という考えは持ちませんでした。そのような気持ちがあったためか、通過の連絡が来なくても特別落ち込んだりすることはありませんでした。そのような点からみても“本当に入りたい”という意欲がなかったのだなと思います。

    しかし、日本生命の選考は違っていました。選考の一つ一つで、私はとても緊張していました。人事の人は若手ではなく確かに風格があったのですが、他の企業の面接と何ら変わりもなく、私も特別失敗した…と思うこともなかったのですが、面接の始まる前も、面接中も、終わった後も、ものすごく緊張したのを覚えています。場に呑まれるような感覚でした。選考過程で仕事内容は勿論のこと、会社の雰囲気や社員さんの人柄に触れ、この会社でこの仕事を通して、こうなりたいなという自分の将来像が見えたような気がしました。今思い返すと、そのうまく説明できない感覚が、この会社に入りたいと強く思って表れたのかなと思います。「通過しますように!」と考えながら一つ一つ面接をしていき、最後に握手をしてもらったときはものすごく嬉しかったです。ですから、日本生命での面接では、何を言ったかはよく覚えていませんが、とりあえず必死になって全てをぶつけたという面接でした。

    4.なぜ日本生命に惹かれたのか。

    日本生命は説明会の時から若手社員さんのサプライズな演出があり参加者を楽しませてくれました。社員の方々もユーモアがあり、とても楽しそうで好感の持てる会社でした。特に印象深かったのは、選考の途中、面接の1時間くらい前から先輩女性社員との懇談の場を設けてくれたことです。実際、就職活動の際は、OB・OG訪問をするべきだとのことが幾度となく言われていますが、大学の先輩や就職課にツテがなかったり、会社的にOB訪問はしてはいけないという決まりがある会社も多いのが実情です。なので、OB訪問は出来ないだろうなと諦め、私は1つもしませんでした。しかし、日本生命ではそのような機会を会社側が設けてくれたのです。大手企業になると、セミナーの際“先輩社員さんとのお話会”というものが含まれているところもあるのですが、セミナーではまだ選考過程に入っていない時期なので、聞きたいこともあやふやで、あたりさわりのない一般的な質問しか出来ないということばかりでした。なので、選考中にお話が出来ることはとても有難く、色々なことを真剣に話せました。また、入社15年目の女性社員さんとお話が出来たことで、同じ女性として自分の働く姿が想像出来たりもしました。

    5.なぜ内々定した企業を辞退したか。

    私は、日本生命の他に、不動産仲介事業の東急リバブルという会社と、カード会社のクレディセゾンという会社から内々定をもらいました。なぜ、それらの会社を辞退したか話させて頂きます。クレディセゾンの面接では、面接の前に自分史をグラフで書きました。それを基に面接してくれて、今までの私を全て見てくれる面接でした。自分の全てをさらけ出し、それで評価をしてくれたということは凄く嬉しかったです。しかし、「この会社に入ったら」という自分像が見えて来なかったため辞退しました。東急リバブルは、3月の下旬に内々定を頂きました。金融業界は倫理憲章を守っていて、4月いっせいスタートを切るのでまだ選考が始まっていなく、誓約書にサインをするか辞退するかどうかを正直とても迷いました。ですが金融業界に興味があることや今迷っていることを素直に人事の方に伝えました。するとこの会社は、「6月くらいまで待つよ」と言って下さいました。「納得のいくまで金融業界を見て、それでうちを選んでほしい。私たちは伊丹さんを待っているから。」と言ってもらいました。さらにその後も内定者での集まりや社員さんとの懇親会等にも参加させて下さり、とても優しい会社でした。ですが4月に志望していた会社から内定をもらったので、残念ながら辞退することにしました。

    6.どの企業をどのような理由で敬遠したか。

    みずほフィナンシャルグループでは、3次面接を通過し、次は最終面接との連絡をもらったのですが、その際、「次は意思確認になります。どうしますか。」と聞かれました。その時私は生保・損保に入りたいと思っていたのもありますが、金融、特に大手はプライドが高いと言われており、意思確認=誓約書にサインと同じくらいの意味を持っており、のちのち辞退することになったらものすごく怒られるし脅されるとの噂をよく聞いていました。逆にその囲い込みが怖かったです。強く「入りたい」という気持ちもなかったのでそこで辞退しました。

    7.なぜ内定がとれたと思うか。

    一言でいうと「自信」があったからだと思います。どこからその自信がわいてくるのかは分かりませんが、先ほども述べました通り「落ちたらどうしよう」とか「早く決まれ」ということは思いませんでした。どこでもいいから引っかかってほしいという焦りもありませんでした。就職活動が楽しかったです。3月のうちに1社から内々定をもらったことも少なからず安心材料になったことも確かですが、金融の中でも“大手”と言われる会社ばかり受けていた中で、エントリーシートが通ったことや、金融業務職の筆記試験は受かって当然だという考えがあり、それが一つ一つ自信になったのだと思います。 これからも自信を持ち、且つ、謙虚な姿勢で何事にも頑張っていきたいと思います。

    以上で報告を終わりにしたいと思います。ご清聴有難う御座いました。

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報告  岡 聡 ( (株)インクス )
 

     株式会社インクス内定者の岡 聡と申します。よろしくお願いします。まずインクスについて説明させて頂きます。設立が1990年のベンチャー企業です。ITの力で産業革命を起こそうとしている会社です。現在は製造業のIT化が主な事業です。設計・試作・金型などの開発段階において人の作業をIT化し、爆発的な生産性を生み出す為のコンサルティングを行なっています。それでは私の就職活動について発表させて頂きます。

    1.就職活動スケジュール
     就職活動は3年の夏にインターンシップの為の合同説明会から開始しました。そこでは様々な会社があることを知り、自分の知識や情報の少なさを改めて実感しました。その後10月後半の合同説明会などに参加しましたが夏のインターンシップの為の説明会とさほど変わらなかった為に1月まであまり動きませんでした。1月から個別説明会に参加し2月、3月、4月と就職活動のピークを迎え5月の初旬に就職活動を終えました。どのくらいの会社をうけたかというと、100社ほどプレエントリーをし、実際にエントリーシートを提出しエントリーした会社は32社です。

    2.就職活動前半
     就職活動の入り口である会社説明会ではとにかく観察することを心がけました。社員の表情や社内の雰囲気、何年目の社員がどれくらいの力があるのかを学生なりに観察していました。この会社で何年頑張ればどれくらい成長出来るかという大体の基準を自分なりに考えていました。また自分が興味を持った会社について同業他社の話も聞くように心がけていました。同業他社から評判の良い会社は本当に良い会社であると思ったからです。このようなことを心がけながら就職活動の前半戦である説明会に参加していました。2月3月にエントリーシートのラッシュで、面接は3月4月が中心でした。特に4月1日からの一週間は1日2,3社の面接がありかなり忙しかったです。

    3.志望業界・企業
     私の志望業界・企業については不動産、商社、本社が愛知にある企業(メーカー)という3本の柱がありました。不動産には大学入学当初から興味があり、商社は就職活動をしていく中で興味を持ちました。愛知の企業に興味を持っていたのは実家が愛知県で自分が長男であるためです。また業界には関係なく大企業思考でした。やはり業界1〜3位くらいが条件の良い仕事を全て取ってしまうのではないかという思いがあったからです。またスケールの大きな仕事をしたいと思っていましたので大企業の方が可能性は高いと思い大企業ばかり見ていました。先ほど3本の柱についてお話しましたがそれ以外にも幅広く受けました。金融、不動産、メーカー、商社、IT、人材、などです。

    4.避けた業界・企業
     私が避けた業界・企業は学閥があると言われているような業界・企業、将来性の無い業種・企業、勢いの無い企業です。また面接をしていて、学生にとっては人生がかかっていることをわかっていない会社もあり、そのような会社は避けました。どれも学生として私が勝手に感じ取ったものです。そして少ない知識ですが特に将来性について良く考えるようになりました。そしてインクス、ファナック、リサパートナーズという3社は将来ものすごい可能性を秘めている会社なのではないかと感じました。

    5.就職活動終盤
     4月の中旬から就職活動の終盤を迎えました。インクスを含めメーカーや商社など6社が実際に行きたい会社の中で残っていました。この中から実際に内々定をもらえたのはインクスのみでした。不合格になった理由は論理的思考力に欠けていた事と将来性があまりないと判断されたのではないかと思います。

    6.内定獲得
     最終的に内定をもらった企業はインクスと人材派遣の会社と不動産業の会社の3社です。不動産業の会社は将来性と社内の雰囲気から辞退しました。人材派遣の会社は自分にとって仕事の遣り甲斐がインクスと比べて小さいと思ったので辞退しました。

    7.インクスに決めた理由
     私がインクスに決めた理由は将来性と自分の成長できる環境と大きな遣り甲斐があると感じた為です。また説明会では社長自ら会社やこれからの方向性を説明し、最終面接も社長が行ないます。私はスケジュール上の問題で社長ではなく常務でしたが、最終面接のその場で内定を告げられがっちりと握手をしてもらったこともかなりの好印象でした。また内定承諾書の提出期限が無いという事も心ひかれた事の一つです。安定した人生よりも挑戦したいと就職活動を通じて思ったこともインクスに決めた理由の一つです。この様なことからインクスに行くという決意をしました。皮肉なものですが大企業思考だった私が、たまたま知った会社であり、選考を受けた中で一番小さな会社に行くことになりました。

     入社後に様々な現実や困難があると思いますがそのような時こそ初心を思い出し頑張って行こうと思います。以上でおわります。ご清聴ありがとうございました。

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報告  清水 沙織 ( オービック(株) )
 

    1.はじめに
     私は来春から、オービック鰍ニいう会社のSEとして働く予定です。オービックは独立系のシステムインテグレーターです。コンサルティングからハードウェア選定、ネットワーク環境構築、システム開発、導入後の運用サポートなどを行っています。
     就職活動を始めたのは去年の11月頃で、内定を貰ったのは4月の中ごろです。内定に至るまでの6ヶ月間の活動を、「業界を絞るまで」「なぜシステムインテグレーターなのか」「なぜSEなのか」「なぜオービックなのか」を中心にお話していきたいと思います。

    2.業界を絞るまで
     就活を始めて2〜3ヶ月は、何をしたら良いか分からなかった為、業界を絞らずに手当たり次第様々な企業の説明会に参加しました。説明会に参加していくうちに、「行きたい」と思える企業がいくつか出てきました。例を挙げると、ネット広告のサイバーエージェント、ポータルサイトを運営している楽天などです。しかし、いずれも明確な理由はありませんでした。その事が面接官にも伝わってしまったせいか、どちらも最終選考の手前で落とされてしまいました。今振り返ると、この時期は社内の雰囲気だけで会社選びをしていました。モチベーションが高く活気がある雰囲気なら、どんな仕事でも出来るという変な自信があったのです。

     丁度この時、第3回企業実習連絡会があり、私は大和ハウスの能村様に模擬面接をして頂きました。その際能村様から「面接態度は良いが、そろそろ業界を絞ったほうがいいよ。1〜2次面接まではそれで通用するけど、それ以降は明確な理由が無いと厳しいよ。」というアドヴァイスを頂きました。このお言葉がきっかけとなり、私はもう一度就職について考えてみる事にしました。

     しかし、具体的な夢が描けなかった私にとっては、とても難しい問題でした。「起業したい」「新しいサービスを生み出したい」等という具体的な夢を描こうとすると、どうしてもこじ付けになってしまう気がしたのです。そして、しばらく考え続けた結果出てきた答えは「人生楽しく生きたい」という事です。当たり前の事ですが、今の私にとってはこの答えしか出てきませんでした。今までの人生で楽しかったのは、高校時の部活と今のゼミです。これからも部活やゼミのような環境にいれば、楽しい人生が送れると思いました。部活やゼミのような環境とは、一言で言うと「厳しくて辛い毎日だけど、凄く楽しい」という矛盾した環境です。具体的には「努力すればするほど結果に表れる」「信頼出来る仲間が沢山いる」「追い込み時はとても忙しいが、ひと段落すれば落ち着いて活動出来る」環境です。私はこの環境に近い業界・業種を探す事に決めました。この時5社ほど選考が進んでいましたが、全て辞退し、ゼロからやり直す事にしました。

    3.なぜシステムインテグレーターなのか
     最終的にシステムインテグレーター業界を選んだ理由は2つあります。1つ目は、インターンシップでシステムインテグレーターであるCACへ行かせてもらい、業界に興味を持った事です。自分が作ったシステムを導入する事で、顧客先の業績が良くなったら、自分も嬉しいし相手も確実に喜んでくれると思います。共に考え、変化し、成長していく事は、本当に素晴らしい事だと思います。 2つ目は、信頼出来る仲間を、身内だけではなく顧客とも作る事が出来ると思ったからです。開発から保守に至るまで、極端な話、顧客先が潰れるまで、長期的にお付き合い出来る仕事です。OBの方からは、システムインテグレーターの担当とは長い付き合いで、とても仲が良いというお話をよく聞きます。私も、仕事を通じて一生の仲間を沢山作りたいと思います。

    4.なぜSEなのか
     文系の私がSEを選んだきっかけは、CACへOB訪問をした事です。OBの方は文系出身の女性SEでした。色々お話を伺うと、意外な事実に驚かされました。例を挙げると、文系出身でもSEになれる事、女性も多く活躍している事、外に出る機会が多い事、職場復帰しやすい事などです。私はこれら全てが意外で、興味深いものでした。このOB訪問をきっかけに、他の企業のSEに、積極的にお話を伺う事にしました。 そして、最終的にSEに決めた理由は、追い込み時はとても忙しいが、ひと段落すれば落ち着いて活動出来る事です。毎日単調で穏やかな日々だと面白くないし、かと言って1年中終電帰りは耐えられません。忙しい時期とそうでもない時期の波が激しいほうが、部活とゼミの環境に似ていると思いました。

    5.なぜオービックなのか
     数あるシステムインテグレーターの中で、オービックに決めた1番の理由は、社内の雰囲気が私に合っていた事です。説明会や社員さんの人柄から、オービックには庶民的な、親近感の沸く雰囲気があります。特に印象に残っているのは、就活イベントで雪だるまの形をしたメロンパンが配られた事です。後で理由を聞くと、前回のイベントのアンケートで「お腹が空いた」という意見があったので、人事の方がデパートで買ってきたらしいのです。雪だるまの形を選んだのは、人事の方の好みだそうです。「お腹が空いた」という不真面目な意見は無視するのが普通だと思うのですが、積極的に対応している人事の方々に、とても感動しました。

     また、努力次第で直ぐに昇進出来る実力主義である事も理由の1つです。私見かもしれませんが、OB訪問などで様々な企業の方々からお話を聞いた結果、オービックは実力主義であり、個々を正しく評価してくれる企業であると思いました。

    6.最後に
     オービックに内定を貰えた理由は、「オービックじゃなきゃダメなんだ」という気持ちが十分に伝わったからだと思います。最終面接の前、「もし内定を貰ったら、すぐさま他の選考を辞退するように」と言われましたが、私は全く抵抗はありませんでした。本心から「オービックしかない」と思えていたからです。ここまで辿り着く事が出来たのも、この連絡会をはじめ、皆様のご指導ご鞭撻の賜物であると思っています。「採って良かった」と思ってもらえるように、これからも日々努力していきたいと思います。

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報告  高野 菜摘 ( (株)ベンチャーコントロール )
 

    株式会社ベンチャーコントロールより4月に内定をもらいました。高野菜摘です。まず、皆様に少しばかりベンチャーコントロールについて知って頂きたいので、簡単にご説明させて頂きます。

    ベンチャーコントロールは1996年に設立され、「優秀な事業家を育て、日本の経済を活性化させる」という理念をもとにベンチャーインキュベーション事業を行っています。しかし、ベンチャーキャピタルが行う一般的な資金中心のインキュベーションではなく、事業家そのものの創出、また、新規事業をも創り出しています。簡単にいえば社長製造業ということになるかと思います。入社後の業績で、ある一定基準をクリアすれば、起業への全面的なバックアップをするという制度もあるため、将来起業したいと夢をもつ人たちが集まっている企業でもあり、ここから何人もの先輩社員が独立していきました。そして、私も将来事業を起こしたいと思っている一人でもあります。

    それでは、これから私の就職活動について話させて頂きます。が、他の報告者と同じ観点から話すとどうしても見劣りした体験談になってしまうので、ここは違った観点で話したいと思います。というのも、私が内定をもらったのはベンチャーコントロール1社でした。また、最後まで業界というものを絞りませんでした。なので、どちらの内定を取るか迷ったということも、なぜその業界なのかという話もありません。そこで、私は「いつしか起業を目指す私がどのような基準で企業を選んだか、またそれまでの過程」というテーマでざっくばらんに話させて頂きます。就職体験談も折り返し地点を過ぎたので、こういう考え方をする学生もいるのだなという軽い気持ちで聞いてもらえたらと思います。

    私が就職について考えだしたのは、2年生の半ばごろからでした。そのころは、将来起業したいという気持ちはさほど強くはなく、大手玩具メーカーに就職出来たら楽しそうだなと漠然と考えておりました。そう思いはじめてから、オモチャクリエーターの本を読んだり、サイトを見たり、実際に玩具販売店でアルバイトをしてみたりしました。しかし、玩具を見ながらこういうのを企画出来たら面白そうだなと思いつつも、なぜ玩具メーカーが良いのかというのが自分の中で見いだせなく、入社したら何がしたいのかというのも見つかりませんでした。また男性のように長く働くことを考えない私にとって、入社してからの数年間でどこまで力をつけることが出来るのだろうとも考えたりしました。その時、ふと思ったのは何がしたいかということは見つからないけれど、経営する力と資金があれば、自分がやりたいことが見つかった時、自分の力で実現させることが出来るのではないかということでした。

    そう考えたのは3年生の5月頃でした。経営者に会ってみれば何かわかるかも知れないと思った私は、盛んに行われていたインターンシップ説明会で様々な企業の経営者の話を聞いて回りました。設立してまもないベンチャー企業の中には、インターンシップ生というのも大事な戦力であると考えているところもあるので、説明会では社長直々が熱く語っているところが多くありました。中には、女性の経営者もいました。女性であり経営者という人に初めてあった私は、ただただその魅力に惹かれ、その人のようになりたいと素直に思いました。世の中をこうしたいとか、このアイディアを世に出したいとかそういう明確なものは私にはないけれど、そうひらめいた時に実行出来る力やお金を持つ女性になりたいと思いました。そして、起業を視野に入れた就職活動を行っていこうと思いました。

    長くなりましたが、そのような経緯があり、11月からの説明会では経営者に出会える企業を中心に回りました。同時に、企業選びの基準というものも考えていきました。いくつかの企業を見る中で、これが重要なのではないかという基準を設けました。ひとつ目は、目標となる経営者がいること、ふたつ目は、若いうちからどんどん事後とを任せてもらえること、みっつ目は、独立を目指す人がたくさんいること、というものでした。今思うと大分ありきたりですが、この時の私はそう考えていました。

    その基準をクリアするのってリクルートではないかって思った人もいると思います。私も実際説明会に行き、またリクルートから独立した女性の経営者にも会い話を聞きましたが、選考は受けませんでした。ひとつ感じたのは、リクルートには優秀な人が多すぎるということでした。自分はここにいたら出る幕がないのではないかと感じました。また、お会いした女性のからは「昔のリクルートはもっと素晴らしかった。今は昔のリクルートのような会社がたくさんあるから、そのような会社を探してごらん。」というアドバイスを頂いたからというのもありました。

    しかし、なかなかこれだという企業が見つからずにあっという間に1月になってしまいました。この頃、私の疲労はピークでした。とりあえず、説明会にいった企業の選考を受けているという感じであり、しかし、気持ちが乗らなかったため、途中で辞退してしまうことがほとんどでした。ベンチャーコントロールの説明会に行ったのはこの時でした。その時、社長はこのような話をしていました。「社会人になったら、まずは結果を出しなさい。結果を出せたら、次に確実に結果を出すプロセスを導き出しなさい。そして、最後に、結果を出すプロセスを導き出せる人間を育てることが出来るようになりなさい。これが全てです。」という話でした。そして、その後ベンチャーコントロールから独立したネオキャリアという人材派遣会社の説明会に行き西沢社長という人の話を聞きました。とてつもない実績とオーラを持っている人でした。私は、ベンチャーコントロールの社長がこの社長を育てたのかと思い、あの時の社長の話に素直に感動してしまいました。この時から、ベンチャーコントロールは私の中で気になる企業になりました。

    説明会の後に受けた選考も通り、2次、3次と着々に進んでいきました。2次選考のグループワーク、3次選考の面接では、頭の回転の速さというものを見られていた気がしました。“野心と志は何が違うと思う?”“会社にとって何が一番大切だと思う?”など、今まで考えたことがないことばかり聞かれました。また、志望動機というものは聞かれず、その代りに、どんな人間になりたいかということを徹底的に掘り下げて聞かれました。選考過程の中では、自ら起業経験があり、いまは社長の育成に携わっている社員の方が経営者の素質であったり、ベンチャーコントロールについてであったりを詳しく話してくれました。学生の選別に力を入れていることが伝わってきたと共に、この環境で働くならば起業への近道になるかもしれないと思いました。

     ベンチャーコントロールに就職したいと強く感じたのは4次選考の時でした。“私のこれから10年間のキャリアプラン”についてプレゼンテーションを行うという事前課題が出され、自分が描く10年間というものをパワーポイントに纏めていまの考えを素直に話しました。そのプレゼンテーションの後に人事の方から頂いた言葉は、「この会社なら、あなたの望むような10年間が送ることが出来る。もしくは、時間を短縮させることが出来る。」というものでした。自分の思いを受け入れてもらえたことを大変嬉しく思いました。そしてその後、社長面接を得て内定を頂くという形になりました。

    そして、私がここに入社すべきだと確信したのは6月に行われた懇親会の時でした。一緒に選考を受けた者はほとんど落ちてしまったため、同期と顔を合わせるのは初めてでした。どのような人が集まるのか不安と期待が入り乱れ、場合によってはもう一度就職活動をはじめようとも考えましたが、私の心配をよそに、そこに集まった同期も先輩社員の方々もとにかくイキイキとしているが多く、とても存在感がありました。私は、ここのメンバーの一員になれたことを嬉しく感じ、この環境に身を置けたことに感謝をしました。そして、同時に私の就職活動が終わったと思いました。

    ただひとつベンチャーコントロールに不満があるとすれば、未だ、女性の起業家がそこから出ていないということです。女性採用を積極的に行ったのが今年からというのもありますが、これからの目標となる人が近くにいないということはものたりないことです。入社後は、「優秀な事業家を育て、日本の経済を活性化させる」という理念の元、まずは起業を目指し、そして、女性の後輩社員たちの手本となるような女性になっていきたく思います。

    以上で、私の就職体験談を終わらせて頂きます。ご清聴ありがとうございました。

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報告  原田 隆嗣 ( (株)キーエンス )
 

    1.はじめに

    日本大学経済学部経済学科4年の原田隆嗣です。よろしくお願いします。

    初めに、私が内定を頂いている株式会社キーエンスについて簡単にご説明させて頂きます。キーエンスはセンサーの開発、販売をコアの事業とし、大阪に本社を構える企業です。従業員数は約1700名で、今年の内定者数は営業150名、技術30名、一般職は若干名でした。ではなぜこの企業に入社する事に決めたのか、順を追ってお話しさせて頂きたいと思います。

    2.就活概要

    まず就職活動の大まかな流れです。私の就活は3年生の6月後半、インターンシップの選考を受けた所から始まりました。約10社の選考を受け、8?9月に3社のインターンシップに参加させて頂きました。参加した企業は第一生命、東京海上日動、日本総合研究所です。その後10月は就活を休憩し、11月から説明会や選考に参加し始めました。またこの頃から同時にOB訪問を開始し、総合商社や人材系企業の方々とお会いさせて頂きました。そして1月から本格的に選考等がスタートし、3月?4月に内定を頂いて就職活動を終了しました。内定を頂いたのは(株)インテリジェンス、日本生命の営業部長候補生コース、そして(株)キーエンスの3社です。ちなみに日本生命の営業部長候補生コースというのは、生保レディーの方々をサポートし販売促進、営業を行う部署で働くコースです。

    このように進めて来た就活でしたが、就活用のサイトはほとんど主にリクナビを利用していました。(これは今日○○様がいるから言っているわけではありません。本当です。)それ以外のサイトは登録だけしておいて、送られてくるメールで興味がある企業をチェックするといった形で利用していました。私は2浪しており就職に関してかなり危機感を感じていたので、少しでも興味のある企業や業界はチェックするようにしていました。よってリクナビでは金融業界を中心に約200社にプレエントリーしました。そしてエントリーシートなどは約20社に提出し、最終的に面接等を受けたのは約10社でした。

    3.就活前に考えていた事

    このような流れで行った就職活動でしたが、就職活動前はそもそも自分が何をやりたいのか、どういう職種に就きたいのかなどは明確には定まっていませんでした。ただ大学に入ってから小額ですが株をやっていたこともあり、漠然と金融業界に興味があるといった程度でした。またこれは私の勝手なイメージではありますが、金融業界はメーカー等に対して仕事の幅が広いというイメージを持っていました。様々な業種の人と接点があり、かつ自社の独特の商品を売るというよりも一人一人の人間の力で切り開いて行く、個人のエッジが効かせる、そういったイメージから魅力を感じていましました。

    4.就活中

    ではそれと同じような、もしくは似た魅力を持つ業界はどういうところかと考え、金融業界、総合商社、人材系企業などを中心に説明会などをまわっていました。また先程も述べた通り就職活動を始めた当初はかなり危機感をもってまわっていたので、最初の目標は「ニートだけは避けたい」「とにかく一社内定が欲しい」と思い活動していました。よって志望度が非常に高い企業(最初はベンチャーキャピタルのジャフコやリクルートなどが志望度が高かったのですが)からそれほど高くない企業まで幅広く受けていました。そしてキーエンスも、最初はそれほど志望度が高くない企業の1つでした。たまたま昔していたアルバイトの先輩がキーエンスに入社したことを知っていて、企業名が目に留まったのでエントリーしておいたという程度のものだったと思います。

    選考を受けて行く段階で印象的だったのがインテリジェンスでした。早い時期(1?2月頃)に面接を受けたのですが、毎回面接後に面接官の方がフィードバックして下さり、自分がどうい見ていたか、その面接でどう評価されているかを丁寧に教えて下さいました。私の場合企業選びの軸がしっかり定まっていない事などを指摘され、そこから自己分析などを徹底的にやり直しました。

    5.最終的になぜキーエンスに決めたか

    そして自分の企業を見る際の大きく3つの軸が出来ました。1つ目が人です。私は素晴らしい意見、経験などを持った人、自分とは異なった考えを持つ人と話すととても刺激を受け、視野が広がり成長に繋がると考えています。これはゼミのチュートリアルなどで、実際に企業の第一線で活躍されている方々とお話しさせて頂いて痛感した事です。ですのでとても多様な考え方を持った、かつその人の様になりたいと思えるような企業に行きたいと考えました。2つ目は、自分なりの付加価値を提供出来る仕事に就きたいという願望です。せっかく働くなら自ら考え、自分なりの仕事を提供出来る、しやすい環境に身を置きたいと考えました。3つ目に、生活する上ではやはりある程度の収入も欲しいと考えました。

    以上の3点を見ながら企業をまわっていたのですが、そんなとき参加したキーエンスの説明会・選考は非常に印象的でした。まず説明会では企業が高付加価値を提供する事の重要性などを徹底して説明されました。これまで私はメーカーに対して非常に閉塞的なイメージを持っていたのですが、メーカーでも様々なお客様に自分なりの付加価値を提供、提案が可能だというお話を伺ってとても興味を持ちました。また選考の途中で営業の社員の方のお話を伺う座談会があったのですが、ある案件で(これはCノンというカメラの会社ですが)自分の人脈を元に情報を掴み、1つの工場のセンサーを全てキーエンスの自社製品で建てて貰う事に成功したという話しを伺いました。その方の仕事のやり方や能力、キャパシティに感動しましたし、またその後の雑談で話しているときにオフはゴルフにテニスなど、遊ぶときは全力で遊んでいる事なども話して下さいました。キチンとメリハリが出来ていて仕事もこなすという、私がこうありたいという社会人像でした。そのようにかなり興味を持って受けていた企業ですので、内定を頂いた瞬間はとても嬉しくて、帰りのエレベーターの中で1人でニヤついていまた。その後、若手の社員の方と一対一で会わせて頂く機会を頂きました。その際に、仕事は正直かなり激務である事や社会的知名度はまだまだ高くない事、給料は高いが地方に飛ばされる事もあるなどデメリットを含めかなり本音でお話しをさせて頂きました。そしてそういった話しをした上で、うちに是非来て欲しい、うちに来たら必ず成長させるという言葉を頂き、そこでほぼキーエンスに行く事を決めました。

    6.なぜ他の内定先は辞退したのか

    では、なぜ他の内定先は辞退したのかをご説明致します。尚、理由などは主観に基づくものですのでご了承下さい。

    まず(株)インテリジェンスに関しまして。インテリジェンスは最初に内定を頂いた企業だったのですが、内定を頂いた瞬間の印象は「あ??、これでニートは避けられる」というもので、そこで働くというイメージはそこまで沸きませんでした。面接などでお会いした社員の方々はとても気さくで話しやすい方々ばかりだったのですが、昔のインテリジェンスほどの起業気質(これは起こす方ですが)や勢いなどは感じておらず、これで業界のリーディングカンパニーに勝てるのかなという印象でした。何人か社員にお会いさせて頂いて考えましたが、やはりその印象は変わらず結局辞退させて頂きました。

    また日本生命に関しましては、内定を頂いたコースにあまり興味を感じませんでした。仕事の幅が狭く、また体育会気質の雰囲気も自分には合わないと感じ、辞退させて頂きました。

    しかし今思えば、単純に内定を頂いた瞬間に一番嬉しかった企業に決めただけなのかもしれません。 こうして最終的にキーエンスにお世話になる事を決め、私は就職活動を終えました。

    以上で私の就職活動報告とさせて頂きます。ご清聴有難うございました。

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報告  茂木 花梨 ( (株)USEN )
 

    まず、志望業界・企業をどの様に絞って行ったかについてお話したいと思います。
    私は自分のやりたい事が見つからず就職活動中、何度も「何のために就職をしようとしているのだろう?」と疑問に思い自問していました。でも自分だけでなく、ほかの友達もはっきりとやりたい事が見えている人が少なく、就職活動を通して探しているのだと知りました。「今やりたい事がない人は、きっとどんな仕事にも対応出来る、柔軟性のある人なんだ」そうポジティブに考え、焦らずマイペースに就職活動を行いました。

    私たちはまだ社会に出て働いたことがないので、どんな仕事が自分に合っているかという事はハッキリわかりません。ですので、自分に出来るか・出来ないかという事に重点を置くのではなく、その仕事をやりたいか・やりたくないかで判断しながら絞っていきました。

    そして、多くの人と触れる中で、「こんな人と働きたい!」「こんな環境で働きたい!」そう思う会社を見つけていきました。実際、選考を進めた業界業種や企業はさまざまでした。具体的に申し上げますとメーカーやIT,金融、人材、サービス、ベンチャーなどです。

    ここで内定先の鰍tSENを少しご紹介させて頂きます。
    USENには放送、カラオケ、ブロードバンド・通信、映像・コンテンツ、業務用システム、人材サービスの6つの主要事業があります。日本最大のシェアを誇る放送事業を始め、これまで展開してきた各種事業が安定的な経営基盤を構築しています。さらに新たな事業の展開によって、企業活動をより活性化させ次の飛躍へと結びつけています。設立は昭和39年で、現在の連結売上高は3,012億38百万円です。従業員数は単体で4.021人、連結ですと9.863人です。

    就職先の決定要因は主に3つあります。

    1.仕事内容の充実
    USENグループには幅広く、多種多様なフィールドが広がっています。例えば営業から、GYAO等のコンテンツの調達・制作・編成や様々な事業の企画立案を行う仕事や、ネットワークの運用、システムの開発といった仕事があり、可能性とチャンスが沢山ある会社だと思いました。1つの業務のプロになるのではなく、若いうちからいろんな経験がしたいと考えていたので、どの業務も魅力的に感じていました。また、現在勢いのある会社なので、最先端で(映像・音楽を通し)新しいもの・仕組みを作り出したいと思いました。

    2.働く環境
    内定を貰ってから、興味のある部署の方や女性社員の方に会う機会を設けて頂きました。そこで共に働く「人」が魅力的だと感じました。USENでは多くの女性社員が活躍していることがわかり、私も総合職としてバリバリ働くキャリアウーマンになりたいと思いました。 また、通勤エリアが決まっているため、将来的に地方に飛ばされません。いつしか本社のミッドタウンで、IDカードを下げて働くという理想像を描くようになりました。

    3.直感
    誕生日に面接があり、ちょっと運命っぽいと感じていました。

    内定をもらった際はとても嬉しく思っていましたが、実際に入社するとなると色々悩むことがありました。最後の決め手は、多くの社員の方に会わせて頂いたことだと思います。

    では、自分が内定を貰えた理由を振り返ってみたいと思います。なぜだろう?と考えた際、大きく3つのポイントがあったと思いました。

    1.「先手必勝」
    限られた時間の就職活動ですので、人より早く動き出していました。この先何十年かの人生を決めるので、「妥協はしたくない」ととにかく必死で活動していました。

    2.「成功者から学ぶ」
    成功者は成功する方法を知っているので社会人や先輩方に話を聞き、アドバイスを頂いていました。また就職活動中の友人とよく話し、自分の考えを成長させました。多く情報収集し、客観視し、最終的に自分で結論をだしていました。

    3.「プラス思考」
    どうせ日大だし…って諦めませんでした。弱みはすぐにつけこまれるので常に自信を持って話しました。そのために、普段からプラスを生み出す体質作りを心がけていました。就職活動中、モチベーションの高い友人や先輩、後輩、先生、家族みんなが自分の成功を応援してくれる仲間でした。互いに刺激し、周りと共に自分も向上させ、モチベーションとポジティブ思考を貫けるように心がけていました。   人が2倍頑張るなら、私は3倍努力して、前向きにという気持ちで頑張ってきたのが良かったのではないかと思います。

    以上で私の就職活動体験談を終わらせて頂きます。ご清聴、有難うございました。

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