第4回 企業実習連絡会

1. 『 梅ゼミ3年生が本音で語る「私の実習体験」』


 
1.1  インターンシップからここまでの私の成長
 
     
    ■  私はインターンシップで、当たり前のことを当たり前と思わないこと。常に興味を持って取り組むこと。頑張れるか頑張れないかは気持ち次第であること。この3点は非常に重要であると気づかされました。 インターンシップを終えてから就職活動では、説明会に積極的に参加したり、直接人事の方に連絡をとり企業訪問をしたりと、以前に比べてとても行動力がつきました。
     
    また今振り返ると、寮生活で社員の方々と同じリズムで生活したことが私にとっての大きな経験であったように思います。寮生活をすることによって、時間の大切さや休日のありがたみ、体調管理の重要性などを肌で感じる事ができました。寮生活でのリズムを崩さぬよう心掛けることで、以前よりも時間を有効に使えるようになり、充実した生活を送る事ができるようになりました。 (長谷川晃也)

     
    ■  インターンシップを経験して特に印象深かったことは「興味(アンテナ)を広く持つ」ということでした。実習後の今も視野を広げて物事が多角的に捉えられる様に何事にも興味を持つようにしています。現在は新聞やテレビを見る時でも、経済時事問題をメインに見るように心がけ、知識の構築はもちろん、自分なりの先見感を持てるようになり、就職活動に当たっての会社選びに反映させています。また、行動に制限をつけず、気になった点をどんどん企業の方にお話を聞きに行くなど、積極的な行動ができるようになりました。
     
    また、「チームワークの大切さ」を改めて感じています。仲間達と仕事を一緒にやっていく為にも必ず必要な事だと思った為です。「周りの力あってこその自分」ということを常に意識しながら、学生生活であっても相手の事を思いやる態度を取ることを心掛けています。また、就職活動においては、グループワーク等が行われた場合でも、自分よがりの意見には決してせず、仲間の意見を聞き、冷静に判断出来るようになりました。 (飯村悠)

     
    ■  インターンシップを通して気が付いたことが、『発見することには知識の他にも経験が必要』だということでした。このことは現在、就職活動に活かせています。私の就職活動をする上でのコンセプトは「初めから業界を絞らずに色々な業界を見てから業界を絞る」ということです。思いこみや噂だけを信じて自分の行動範囲を狭めることはしたくありません。枠にとらわれず多くを見ることによって、自分の中での判断基準を決めていきたいと思うようになりました。実際、就職活動が始まった今、自分の目で納得のいくまで見て回るようにしています。就職活動は不安と期待でいっぱいですが、後悔しないような活動になるよう頑張っています。 (石川順一)

     
    ■  報告会後は、自分の弱点である「表現力の乏しさ」を改善しようと努力してきました。自分の考えを的確に伝えるには、それをどのように表現したらいいかを深く考えるようになりました。その際に相手の立場に立って考えられるようになったのは、私にとって大きな変化だと思います。最近では、少しずつではありますが、相手に即した表現を選べるようになってきたと感じています。
     
    そして、今、インターンシップを振り返り新たに気づいた事として、「考えを表に出すこと」の重要性が挙げられます。インターンシップ中もそうだったのですが、私には物事を一人で考え込む癖があります。ですが仕事について改めて考えてみた時、仕事は一人の力で出来るものではないと感じます。組織において非常に大切なのは、分からない事や疑問に思っていること等を積極的に発信、共有することだという事に気づきました。自分の中で消化しきれない問題などは、内に秘めずにアウトプットする事が非常に重要なのだと考えるようになりました。 (松岡啓祐)

     
    ■  インターンシップやその報告会では、普段の生活からは想像もつかない、厳しいスケジューリングの下、準備をしました。時間も限られていて、正直とても辛かったです。しかし、そういった過酷な状況の中で、「目の前の困難やプレッシャーにいちいち落ち込んだり、うろたえていたりしている様では、何も出来ない。時間ももったいない。」という意識が芽生える様になりました。
     
    このように、私にとって厳しかったインターンシップと報告会を乗り越えてきた今、以前は辛いと感じていた学校の課題なども、辛く感じなくなりました。辛さやプレッシャーに少しずつ慣れ、精神的に成長出来たのだと思います。 (北畠裕史)

     
    ■  2か月経って振り返ると、インターンシップ前の自分とインターンシップ後の自分とで変化したことがあります。それは、「1日1日を大切に過ごすようになった」ということです。インターンシップ中、3週間という限られた期間をムダに過ごさないように、「こんなに頭を使ったことはない」と思うくらい、毎日いろいろなことを考えました。そして考えた結果、自分の弱みや強み、目標とする人間像などがわかり、少しずつではありますが、自分の成長に繋がっていきました。
     
    「考え抜けば良い結果につながる」という体験をし、インターンシップが終わった後も常に考え、ムダな時間をなるべく作らないよう生活するようになりました。このことが、インターンシップで得た大きな収穫であったと今感じます。私はインターンシップと報告会で「人に対する向き合い方」を学びました。インターンシップでは、担当の方や配属部署の皆様に私の就職のことやその先の将来のことまで一緒になって考えて頂くなど、本当に良くして頂きました。
     
    また報告会準備では、4年生の先輩方や先生に朝早くから夜遅くまで添削に付き合ってもらい、そのおかげで発表が出来る形にもっていけました。このように周りの人達に支えられたことにより、「自分自身も周りの人達を支えたい」と思うようになりました。現在、後輩の指導をする立場になり、指導する側の難しさを感じていますが、少しでも良い先輩になれるよう頑張っています。 (安原春華)

     
    ■  私は、実習や報告会を通して、目的理解の必要性、報告・連絡・相談の重要性、振り返りの重要性、メモを取ることの重要性など、たくさんのことに気づくことができました。中でも、メモを取るということは、実習後から強く心がけ、気になったこと、反省すべきこと、やるべきこととその目的などを、すぐに書き留める習慣をつけました。その結果、物事を整理して考えられるだけでなく、優先順位をつけて行動できるようになりました。今後も、この習慣を維持し、努力していきたいと思います。 (酒井崇文)

     
    ■  インターンシップで改めて気づけたことは、普段当たり前と思っていたことに素直に感謝する気持ちの大切さでした。埼玉の普段の環境とは違い、大阪という新しい環境の中、新鮮な気持ちで取り組むことが出来る、飯田のインターンシップだからこそ気づくことが出来ました。
     
    家族や友人には頼れない環境で、社会人としての責任を感じさせられたことにより、一つ一つの些細なことに対して感謝する素直な気持ちを忘れてはいけないと気づかせてくれました。
     
    意識することを日々重ね、現在では実習後よりはるかに「感謝する気持ち」を持てるようになってきたと思います。また、それを意識して持つのではなく、無意識に持っていられるようになりました。このように、少しでも成長できたという部分が目に見えるのは非常に嬉しいことでしたので、自分の自信にも繋がりました。 (溝口友理)

     
    ■  インターンシップで他の実習生に比べ、自分には積極性と真剣に物事に取り組む姿勢が足りないということが分かりました。自分の欠点が分かり、それを改善する為に、チュートリアル等のゼミ活動では、以前のようにただ受身になっているのではなく、出来るだけ自分から発信するようにしています。より多く発信するとその分だけ相手からの反応も増えるので、今まで以上に沢山の良い影響をもらうことが出来るようになりました。また常に疑問を持ち、積極的に質問する事で、相手の言動により理解を深められるようになりました。 (落合未希)

     
    ■  以前までの私は、報告会が終わったらそこまででしたが、今は、次へどう活かすかを考えるようになりました。また、私は普段の生活でメリハリを意識してきました。休む時は思いっきり休む、やるときはとことんやるといったメリハリをつけることで、以前とは全く違う集中力で物事に取り組むことが出来ました。これは、就職活動にも大いに役立つと思うので、これからもメリハリをつけた行動を心がけようと思います。 (前野幸佑)


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