11月19日(日) 4年 麻生 雅史
私は、11月18日(土)に高島平福祉園でボランティアを行いました。
この日は虹の祭典ということで、10時〜15時くらいまで、ずっと更生施設
のある利用者さんと一緒に行動しました。久々のボランティアだったのですが
、職員の皆様も温かく迎えてくれとても嬉しかったです。
開会式が終わった後、利用者さんに自己紹介をしました。私の言葉はしっかり
理解しているので必ず反応してくれます。しかし、その方は全盲なので、怪我
をしないようにしっかりサポートしなければなりません。まず私が、「どこに行
きたいですか?」と尋ねると、「カラオケ」と元気に返事をしてくれました。1
階からカラオケコーナーがある4階まで手をつないでゆっくりゆっくりあがり
ました。そして、カラオケコーナーでは自分の番ではなくても元気に歌ってい
る姿を見ることが出来ました。その他に、ビーズ販売をしたりサックス演奏を
鑑賞したり、やきそばなどを買って食べたり、その時々で見せる利用者さんの笑
顔にはとても癒されました。
今回利用者さんと一緒に行動していて、もし自分の目が見えなくなってしまっ
たら自分はどうなるのだろうと考えてしまいました。福祉園にいる利用者さん
達のように、元気にやっていけているのだろうかと考えてしまいました。目を閉
じて歩くと恐怖心しかありません。利用者さんはその恐怖心を常に持っているの
だろうか。普段の生活の中ではなかなか考えないことを、この日一日は考えてし
まいました。普段考えないことを考えて、また普段とは違った環境の中に一日自
分を置いて、いつもとは違った何か別の刺激を受けることが出来たような気がし
ます。
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