2001年度 大東文化大学経営学部 梅沢ゼミ

個別のボランティア活動報告−02年1月


最新更新日   2002. 1. 31. 


    1月27日  3年 高辻秀憲 1月26日、「このみ」にてボランティア活動に参加してきました。 今回は東久留米市障害児・者と共に楽しむ集い実行委員会主催の「にぎやかカーニ バル」に参加しました。このカーニバルは東久留米市のボランティア団体が集まり 、それぞれ歌や踊りなどを披露する場であり、今年で10回目を迎えます。このみ では、「ともだちになるために」という歌を障害児・者、職員の方、ボランティア の人たち全員で歌いました。 今回、私が担当した方は大人の方でした。この方は、トイレに行くことはもちろん のこと、お金の管理も自分で出来、私が手助けする必要はまったくありませんでし た。私の役目はというと、この方は話すことがとても好きなので話し相手になるこ とでした。会話の中で「なぜ消火器は赤いのか」、「履歴書は黒のペンで書かない と駄目なのか」と普段それが当たり前だと思っていることを質問され、答えに詰ま る場面も多くありました。 今回のボランティア活動で音楽はボランティアと障害者・児の絆を強める有効な手 段だと思いました。普段はうまく話せない障害者・児の方も頑張って歌おうとして いました。話すことに障害がない人は大きな声で一生懸命に歌っていました。みん な本当に楽しそうでした。歌うことは誰もが楽しめることであると感じました。こ のみの職員の方が以前からおっしゃっていたボランティアは障害を持つ人、持たな い人みんなが楽しまなければならないということを実感できました。 今後もボランティアを楽しんでいこうと思います。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1月27日 石井 政義 1月26日にボランティア活動に参加しました。 今回は、「このみ」の皆さんとともに東久留米市中央公民館ホールにて開催された 「にぎやかカーニバル」に参加しました。「にぎやかカーニバル」とは、"障害の 有無に関わらず、みんなが一緒になって音樂を楽しもう"という趣旨の下、東久留 米市の実行委員会によって毎年開かれている行事のひとつで、福祉団体をはじめと するいくつかの団体がステージに上がって歌や踊り、太鼓などを披露するというも のです。 今回私は、自閉症を持つ中学1年生の男の子を担当しました。彼は場所見知りをす るせいか、はじめは会場内に入ることを断固として拒み、しばらくの間公民館の入 り口付近に座り込んでいました。私が話し掛けてもあまり反応を示してくれず、そ の場から離れようともしないので、私は正直どのように接したらよいのか分りませ んでした。また、会場内に入ったとしても、突然席を飛び出してどこかへ行ってし まうこともしばしばあり、非常に苦労しました。 カーニバルも終盤を迎えた頃、いよいよ「このみ」の出番がやって来ました。ステ ージに上がることを拒み続ける彼に対して、私は出番直前まで何度も説得を繰り返 しました。そして、やっとのことでステージに上がってもらいました。他の子供達 とともに歌を口ずさんでいる彼の姿を見れた時は、私そして「このみ」の職員の皆 さんにとっての大きな喜びの瞬間でありました。また、彼の親御さんのお話によれ ば、彼は数年間このカーニバルに参加しているが、ステージに上がったことは今ま で一度も無かったというのです。ですから、彼が初めてステージに上がって歌を歌 えたということは、私にとって二重の喜びとなりました。 今回の活動を通じて、初対面の人と接すること、また意思疎通をはかることの難し さを再認識することができました。常に相手の立場に立って行動できる人間になれ るよう、今後も努力していきたいと思います。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1月24日 2年  川島 俊 1月19日に「高齢者在宅サービスセンター」の「さくら倶楽部」でボランティア 活動をしてまいりました。 初めての参加ということで、高齢者の方との接し方について説明を受けるところか ら始まりました。敬語を使う、目線を合わせるなど常識の範囲のこと、また、この サービスセンターが民営化されたことなど細かな説明をしていただきました。 最初はお年寄りとの会話から始まりました。知らない人との会話は僕たちの世代で も緊張するものです。初めのうちは会話が続かず、どんな話題を切り出して良いも のか悩みましたが、音楽の時間の大正琴を通じて徐々に会話が弾み、打ち解けるこ とができました。 僕は母が老人ホームで働いていたため、物心ついた頃からお年寄りと接してきまし た。そのためもあってか時間がたつにつれ、自然に会話ができるようになりました 。 会話にも慣れてきたお昼頃に一人のお年寄りと散歩する機会がました。手を取りベ ランダを周ってくるという時間的に短いものでしたが、注意すべきことが多々あり 、非常に緊張しました。足元は大丈夫か、寒くないか、屋内へ戻りたがっていない かなどの気配りが必要で、最大限の注意を払いながらの散歩でした。 午後になり、体を動かす時間が設けられていました。内容としては、お手玉を的に 投げて得点を争うといったゲーム感覚のものです。お年寄りのみなさんは大いに盛 り上がっており、しばしば圧倒されてしまいました。僕も参加させていただきまし たが散々たる結果に終わっています。 その後おやつの時間、帰宅される皆さんの見送り、簡単な片付けと何事もなく無事 活動は進みました。別れ際にあるお年寄りからお礼の言葉を頂き、参加して良かっ たと心からしあわせな気持ちになりました。 今回の活動を通して感心させられたことがあります。それは徹底した手洗いです。 風邪などが流行る時期ですから当然のことなのかもしれません。しかし僕にとって は驚くほどの徹底ぶりで、お年寄りに対する気配りを感じるとともに、自分の常識 はまだまだ社会で通用しないということを思い知らされた瞬間でもありました。 今後も様々なボランティアやゼミ活動を通し、社会性や常識を身につけていきたい と思います。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1月23日  2年  石井拓真 今回、私は初めてのボランティア活動といことで、竹内先輩にお願いして「おとし より保健福祉センター」という介護施設の中の「さくら倶楽部」というところで、 ボランティア活動をさせていただきました。「さくら倶楽部」は3分の1が痴呆症 の方々で、それ以外は、必要最低限のことは自分自身で出来るという方々で構成さ れていました。 今回の活動内容は、休み時間のちょっとした話し相手とさくら倶楽部の活動である 琴の練習と曜日対抗オリンピックのお手伝いでした。最初のうちは、お年よりの方 と接する機会が最近無いので、萎縮してしまい、かえって迷惑をかけてしまうので はないのかと心配をしていたのですが、職員の方などが親身になって、接し方をは じめ、様々なことを教えて下さったので、それなりにお手伝い出来るようになりま した。 休み時間に、一人の方とベランダに出る機会を持ちました。手をとってベランダま で行くと、その方は「名前も知らないのにお礼も出来ないよ。」と優しい言葉をか けて下さいました。そして、帰り際にも、「また来てね。」「楽しかったよ。」な ど、お声を掛けてくださる方もいました。その日、ボランティア活動を終えた私は 、疲れたというよりも、ボランティア活動に参加出来て本当に良かったと心から思 いました。そして、私的にはほんの些細な事でも笑顔に変わるのかと、大きな発見 もしました。 これからは少しでも人の役に立てるよう、ボランティア活動に率先して参加してい きたいです。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1月22日 3年  林 亜貴子  1月18日(金)に「かようびの会」でボランティア活動をしてまいりました。  今回は2年生の藤岡さん、吉野さん、渡辺さんと一緒に行ってまいりました。新 年明けて第一回目の活動であったこともあり、久しぶりに顔を合わせる子ども達に どう接して良いか少し戸惑いましたが、時間が経つにつれだんだんと打ち解けてい きました。  今回私は1歳半の男の子のお世話を主にしてまいりました。この活動の中で何回 かこのくらいの歳の子のお世話をしたことはありましたが、彼は今までの子達に比 べてとても活発で、ちょっと目を離すと1人でどこにでも行ってしまうので少し大 変でした。おやつの時間も、まだあまり歯も生えていないのにリンゴのかたまりを 口に入れたまま遊びだしてしまい、のどに詰まらせてしまったらどうしようととて も心配しました。しかしこれは私が普段小さな子どもと接する機会が少ないので過 剰に心配してしまっただけで、保育担当の方がとても冷静に対処していることを見 て自分の経験不足を痛感しました。  また今回は嬉しいことがありました。3歳の男の子がこの子の面倒をみようと話 し掛けたりおもちゃで一緒に遊ぼうとしたりしていたのです。私が「かようびの会 」に行くようになって約3ヶ月になりますが、私が通い始めた頃は、この3歳の男 の子はいつもお母さんと離れるのを嫌がって泣いてしまっていました。しかし最近 はほとんど泣いたりすることはなくなり、また今回のように自分より小さな子の面 倒をみようとするなど、たった3ヶ月の間に随分成長しているということを強く感 じ、とても嬉しく感じました。  今後もこの活動を続けていきたいと思います。また、ボランティアの数が多い時 にはお母さん方の話し合いにも参加してみたらと誘っていただいたので、今度はそ ちらにも参加できたらと思っています。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1月22日  2年  吉野 静香 今回は初めてという事で林さんに連れて行っていただき育児ボランティア「かよう びの会」に参加しました。活動場所は大宮中央公民館でした。 部屋に案内してもらい、まずはおもちゃを出し畳の上にござを敷くところから始ま りました。そして子供たちを連れてきたお母さんたちは、ホワイトボードに自分の 子供の名前と年齢、体調を次々に書いていました。それがあったので、私達は子供 たちの状態や名前と顔が覚えられ大変有難いものでした。 最初は8人の子供を目の前にし、どのように接したらよいのか分からずただ戸惑う ばかりでした。その日初めて預けられた男の子が、お母さんから離れた途端に泣き 出してしまい、おもちゃを見せても抱き上げても泣き止まず、私達が困っていたら 保母さんが来て抱き上げたところ、すぐに泣き止みただただ感心するばかりでした 。 それから私の側にのんちゃんという女の子がいたので「何して遊ぶ?」など色々と 話し掛けてみたのですが、人見知りなのか何の反応も示してくれず困りました。何 度か話し掛けているうちに答えてくれるようになりとても嬉しく思いました。それ からは、私に慣れてくれたのか膝の上に座って離れず、最後には手を繋いできてく れてやっと子供に接する事に慣れてきたと思ったら、もうお別れの時間になりあっ という間の二時間でした。 始めは不安と戸惑いのボランティア体験でしたが無事に終えることができ、これか らの自分にとって大変貴重な体験となりました。短い時間でしたが子供たちと接し てみて、お母さんたちの大変さをより一層感じる事が出来ました。 今後もボランティア活動を行い、色々な事を経験し知識向上に努めたいと思います 。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1月22日(金) 2年  藤岡 寿嘉 今回、私が初めてのボランティアで参加させていただいたのは、育児ボランティア 「かようびの会」です。まずは先輩に連れて行ってもらい、自信をつけようと思い 庭野さんに相談にのっていただき、参加することにしました。また、今回は林さん が連れて行って下さいました。 今回の活動内容、活動場所は以下の通りです。 活動場所:大宮駅 大宮中央公民館 活動内容:乳幼児のお世話 まず、大宮駅で待ち合わせをし公民館まで5分くらい歩いていきました。私は初め てのボランティアということでとても緊張していました。公民館に着くとすでに一 人だけお世話をする女の方がおられて少し安心しました。その女の方が、おもちゃ を出したりすることを教えて下さったので、戸惑うことなく行動することが出来ま した。そして、次々とお母さんがお子さんを連れて預けに来ました。ほとんどの子 はお母さんと離れるのが嫌そうでした。なかには、やはり泣いてしまう子もいまし た。しかし、私はとても感心したのですが、泣いている子もすぐに泣きやみ楽しそ うに遊び始めました。私は、始めどの子とも打ち解ける事が出来ず困惑しましたが 、色んな子に「こんにちわ」と挨拶をし、積み木で一緒に遊んだり、おもちゃの車 を押してあげたりしているうちにとても仲良くなることが出来ました。その時、私 はうれしさでいっぱいになりました。しかし、なかには元気でおもちゃの棒で友達 を叩いてしまうこともあり、そんな時、私は「だめだよ」と言うとその男の子は素 直に棒を手から離しました。やはりどんな子でも素直な所があるのが子供なのだな と心からうれしく思いました。 今はとても子供が好きですが、昔はあまり好きじゃなかったので、仲良くなれた時 には、子供を嫌いじゃなく好きでよかったと、とても思いました。 育児ボランティアは実際簡単なものだと思っていました。しかし、子供と打ち解け ることはとても難しいことだと思いました。また、お母さんが帰ってきて私達に「 ありがとうございます」と言って下さった時はとても参加してよかったと思いまし た。そのような事がわかっただけでも、私は意味のあるボランティアをしてとても よかったと思いました。 これからも様々なボランティアを経験し、たくさんの事を学びたいと思います。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1月22日 2年  兼信 由香 1月18日に「日本動物福祉協会」でボランティア活動を行いました。 ここでボランティア活動を行う事を決めたきっかけは、新聞にボランティアの募集が 出ていたからです。今回、ボランティア活動をおこなうにあたって色々と調べてみた のですが、一番興味が湧いたものがこの“動物愛護”に関するものだったからです。 「動物愛護福祉協会」は、動物虐待の防止、犬・猫の不妊・去勢手術の推進、動物景 品廃止運動、新しい飼い主探し、また、動物に関する質問・相談など、様々な活動を 行っています。現在では、平成12年6月の三宅島の噴火によって動物を飼う場所を 失ってしまった方の動物の保護も行っています。 そこで、私達ボランティアの仕事は、一人で暮らしているお年寄りが飼っている犬の 散歩と使用済みの切手の切り取りです。 事務所に着いてまず、「日本動物愛護福祉協会」がどのような活動を行っているかに ついての説明を受けました。その後、使用済みの切手の切り取りを行いました。私は 、なんで使用済みの切手を切り取るのか、また、使用済みの物が役に立つのかが、全 くわからなかったのですが、使用済みの切手でも日本もので1枚 0.5 円、外国のも ので1円になるそうです。私が行った作業は、大変地味でしたが、この1枚1枚積も り募れば大金になることに感動し、少しでも多くの動物が救われることの手助けがで きる事がとても嬉しく思われました。 これからも、多くの動物が救われるように活動を続けていきたいと思います。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1月21日 3年 高辻秀憲  1月19日に「このみ」にてボランティアに参加してきました。今回は、子供たち と東村山中央公園で遊んできました。  今回担当させていただいた子は、この土曜活動に毎回参加している小学5年の男の 子でした。この子は、会話をすることが出来ませんでした。そのため、最初はどのよ うにコミュニケーションをとればよいのか非常に悩みました。「このみ」の職員の方 はといいますと、その子に対し自然と接していらっしゃいました。あまり難しいこと を考えず、自然と接すればよかったようです。自然と接すれば、会話はありませんが 子供の考えていることが分かったような気がします。  公園では、担当した子だけでなく、今回ボランティアに参加した子供たちほぼ全員 と交流をもつことが出来ました。楽しい一時を過ごしました。  今回で「このみ」でのボランティア活動も5回目となりました。以前の活動で担当 させていただいた子供とまた活動を共にし、会話をすることで、ボランティアを継続 して行っている楽しさが分かった気がします。私のことを子供たちが覚えていてくれ て、近寄ってきてくれることは非常にうれしいことです。  これから就職活動で忙しくなりますが、積極的ボランティアに参加していこうと思 います。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1月20日(日) 2年 渡辺亜寿香 今回、初めてボランティアに参加するということで、庭野さんにいろいろと相談に のってもらい、18日(金)に、林さんに連れて行ってもらいました。私が参加し たのは育児ボランティア「かようびの会」です。場所は、大宮駅の大宮中央公民館 でした。 大宮中央公民館に行くと、既に何人かの子供とそのおかあさん達がいました。私た ちは挨拶をし、おもちゃを出すことから始めました。それからぞくぞくと子供たち が集まり、おかあさんたちは同じ階にある会議室へと行きました。今回集まった子 供たちは全員で8人でした。小さい子は1歳3ヶ月、大きい子でも3歳半で、子供 8人に対し保母さん含めて大人5人で面倒をみました。 最初におかあさんと離れて大泣きしていた1歳3ヶ月のまーくんに、私たちはただ ただ戸惑うばかりでした。おもちゃを見せても抱き上げても泣き止んでくれず、自 分の無力さを悔やむばかりでした。しかし保母さんが抱き上げた途端、まーくんは 泣き止んだのです。私は驚き、そして、なんてすごいのだろうと改めて感心しまし た。 その後は子供たちもだんだん心を開いてくれて、笑顔を見せてくれるようになりま した。私は男の子とウルトラマンの人形で遊んだり、本を読んだり、また電車のお もちゃで遊んだりしました。約2時間でしたが、あっという間に過ぎた気がします 。おかあさんたちが迎えに来て、遊ぶ時間が終わりだと気づいた子供の1人が、ま だ遊びたいと泣き出したとき、私は内心嬉しかったです。 普段子供と触れ合う機会の無い私にとっては、とても貴重な体験となりました。子 供好きでありながら、いざ子供を目の前にするとどう接していいのかわからず悩ん だこともありました。今回、ボランティアに参加して、子供との接し方が少しだけ 分かったような気がします。そしておかあさんの苦労も少しだけわかったような気 がします。 これからも、忙しいおかあさんたちの為に、そして将来の自分の為にも、育児ボラ ンティアに参加し、もっと勉強していきたいと思います。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1月19日 1年  高井道子 本日、身体障害者療護施設「大樹の里」でボランティア活動を行って参りました。 今回は、最初に施設内を見学し、施設の人達と一緒に算数ドリルをまとめる作業活 動をさせていただきました。 何もかもが私にとって初めての体験でとても緊張しました。作業活動をしたときも 施設の人達とどう接したらよいのか解らず不安でした。しかし、施設の人達は戸惑 っている私に明るく話し掛けてくださって、とても楽しい時間を過ごすことができ ました。また、おやつの時間で一緒にお茶をしながら施設の方から「猫の手でも借 りたい」という話を聞いたとき、身体障害を抱えている人は助けをとても必要とし ていることを改めて感じました。 今回ボランティア活動に参加することで視野が広がり、とてもよかったと思います 。今後もボランティア活動を通して、多くのことを学んでいきたいと思います。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1月19日 3年 松原 範和  1月17日に前回と同様、「いづみクラブ」で活動を行ってきました。約1ヶ月 ぶりに子供たちに会ったわけですが、みんな私のことを覚えていてくれて、とても うれしく思いました。  この日は、とても天気が良く、近くの公園で遊ぶことになりました。施設は敷地 が狭いため、普段思い切り体を動かせない子供たちにとって公園に遊びに行くとい うのは、とても楽しみなようです。公園に行く準備の時には、みんなとてもはしゃ いでいて、早く、早くとせかされてしまいました。  公園に行く途中も子供たちから目を離せません。サッカーボールを持っている子 供は特に注意が必要でした。  公園に着くと子供たちは、冬の寒さなどおかまいなしという感じで、みんなとて も元気よく遊んでいました。私も子供たちと一緒にサッカーをしましたが、みんな 疲れ知らずで、こちらのほうが先に疲れてしまいました。  子供たちと一緒に遊ぶことによって、久しぶりに童心に帰った気がしました。ま た、子供たちと一緒に外に出かけることで、普段何気なく通っている道路も様々な 危険が潜んでいることがわかりました。  施設に戻り、子供たちの親御さんたちが迎えに来ると、一人の子供が帰り際に「 バイバイ、またね。」と笑顔で挨拶をしてくれました。その笑顔は屈託の無い、本 当に楽しかったというものでした。その笑顔を見て、疲れがいっきに飛んでいきま した。 こらからもボランティア活動を続け、様々なことを学んでいこうと思います。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1月17日 3年  竹内敏文 1月12日にボランティア活動を行なって参りました。 今回は、前野高齢者在宅サービスセンターの「つくし倶楽部」で活動いたしました 。当日、職員の方に「つくし倶楽部」で活動してみないかと言われ、「つくし倶楽 部」にお世話になりました。「つくし倶楽部」とは、痴呆症の方々が通う施設です 。 まず始めにしたことは、自分で食べたり飲んだりすることのできない方に、ゼリー 状にしたお茶を食べさせることでした。なかなか口を開けてもらえなかったり、口 に入っても飲み込んでもらえないので、大きな声で呼びかけ、少しでも食べてもら おうとしました。しかし、うまくいかずとても苦労しました。その分、食べてもら えたときの喜びは大きいものでした。 昼食の時も、おかずを細かくしたり、食べるときの補助をしたのですが、やはりう まくいかず、どうすれば食べてもらえるのか悩み、また自分の力のなさを痛感しま した。ずっと椅子に座っていることができず、徘徊してしまう方、目の不自由な方 もいて常に目が離せない状態でした。 今回初めて「つくし倶楽部」で活動したのですが、一人一人を常に注意深く観察し ていなければならず、率直に大変だと思いました。初めて「つくし倶楽部」で活動 するので始めは不安があったのですが、皆さんがとても暖かく接してくださったの ですぐに慣れることができ、楽しい活動を行なうことができました。また、「さく ら倶楽部」で学んだ事を生かすことができましたし、新たに学ぶこともたくさんあ りました。 別の施設で活動することによって、新たな経験・勉強ができたことはとても良かっ たと思います。 これからは、「さくら倶楽部」、「つくし倶楽部」両方で活動していきたいと思い ます。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1月14日 4年 斎藤 拓也  1月5日に FoE-Japan が主催した、宇津木緑地保全地域(東京都八王子市)の 調査・見学に行って参りました。  各地域にある雑木林の管理・運営をどのようにしていくか、そもそも何のために 大自然ではない、雑木林・草地を維持していかなかればならないのか。まずは現場 の実態を探るべく当日は活動に参加したのですが、まずはその景観の美しさに驚か されました。保全地域の全てが木々で溢れているのではなく、草原としての景観、 竹林としての景観、その他特徴の違う景観が多数混在しており、その土地ならでは の個性が出ている実態にも大変驚きましました。  こういった景観やそこに住む生物を維持していくには、単に自然を野放しにして おけばいいのではなく、人の手を介在させる必要があるそうです。人の手=ボラン ティアの力が必要だと言われると、自分のやる作業はごく単純なもののように思い ましたが、長期的に管理・運営していくためには、そこに目的とビジョンを造るこ とが要求され、地域住民をも巻き込んだ活動に発展させることが必要と聞かされま した。    携わる立場が違うにせよ、環境教育という視点で自然や環境を見ることは新鮮な 気持ちにさせられました。ボランティア活動に参加すると同時に、こうした勉強も 徐々にしていきたいと思います。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1月14日 3年 五十嵐 恵一郎 1月12日に、おとしより保健福祉センターの「さくら倶楽部」にてボランティア 活動を行いました。今回で3回目になりますが、初めて会う方がいらっしゃるので とても新鮮な気持ちで活動を行うことができました。 活動内容は、カラオケを行う為の教室間の移動時に足の不自由なかたを手助けする ことと、休み時間にお話をすることでした。教室間の移動時にお年寄りの方と一緒 に歩く機会を持ちましたが、一歩、一歩ゆっくりと歩く難しさを感じました。また 、カラオケでは皆さんの歌を聞く機会を持ちましたがとてもお上手で元気のいい姿 に、僕自身が励まされました。 これは、お話をしているとき出てきたことですが、昔の歌はゆったりとした曲が多 いけれど、今はペースの速い曲が多いと言われました。曲は世代そのものであるよ うに思い、僕自身も日々の生活を思い出してみましたが、いつも何気なく生活して いることが、なんと慌しいんだろうと感じました。このように、何気ない会話の中 からも新しい発見ができることは貴重な経験だと思います。 今後もボランティア活動を通じて、今まで気づかなかった発見をしつつ自分自身を 磨いていきたいです。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1月14日  栗原 真一  1月4日に日本移植支援協会にてボランティア活動に参加してまいりました。  今回は、新日本プロレス東京ドーム興行の場で募金活動を行いました。  今回の募金活動は前回と同じジャンボ鶴田基金というものでした。この募金はジ ャンボ鶴田氏が生前に設立されたものです。ジャンボ鶴田氏は肝臓移植手術で残念 ながら亡くなりました。現在は奥様がジャンボ鶴田氏の御遺志を継承されておりま す。  今回の東京ドームという大変大きな場での募金活動は、非常に大変なのもでした 。会場は大変にぎやかであり、人もかなりの数で、私たちの募金をお願いする声は なかなか伝わりませんでした。しかし、声を出すことをやめずにお願いをし続けて いると、一度通り過ぎた人がわざわざ募金をしに来てくれたり、私たちの言うこと を立ち止まって聞いてくれる方々が増え、かなりの成果をあげる事ができました。 前回もそうでしたが、自分たちの努力を見て募金をしてくださる方もおり、「ご苦 労様です。」「がんばってください」といわれたときには疲れも忘れるほど嬉しい ものでした。  今後も日本移植支援協会を中心にボランティア活動をしていきたいと思います。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1月12日 2年 石田 辰徳 1月7日に、森泉先輩にお願いして東久留米市にある「このみ」の活動に参加してま いりました。ボランティア活動は私自身初めての経験であり、今回の活動内容はアイ ススケートに行くというものだったので、私が出来る範囲のことをし、楽しく安全に 参加しようと心掛けていきました。 今回私が、担当したのは成人男性でした。彼は私よりも年上でした。どのように接し ていいのか戸惑いましたが、「このみ」の方によれば普通に接するのが一番いいとい うことでした。彼は、スケートをとても楽しみにしていたせいか、スケート場に行く 電車の中で騒ぐことがありましたが、私が注意すると静かに電車に乗ってくれました 。安全にスケート場に行くため電車の乗り換えの時は彼と手をつなぎ注意を払ってい ました。 スケート場に着き早く滑りたいと言っていましたが、スケート靴はなるべく彼自身に 履かせました。スケート靴を履き終わったら彼はリンクまで走って行ってしまいまし た。ス ケートはとても上手で楽しそうに滑っていました。 そして、集合場所に帰り彼のお父さんに彼のスケートの様子などを報告しました。彼 が、楽しくスケートに行ってくることができたのでとても感謝されました。 今回、初めてボランティア活動をし、私は人の役に立ててとても良かったと思います 。ボランティアについての難しい知識など知らない私が、自分ができる範囲のことで もこのように感謝されるとわかり、今後積極的にボランティア活動に参加していきた いと思います。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1月12日 2年 戸井田 努  今回、私は初めてボランティア活動を行うということで、森泉先輩にお願いしまし て「このみ」にて活動に参加させていただきました。活動内容は、障害のある子供達 と一緒にスケートをするものでした。  私のパートナーの佐藤恵太君(高1)は、とてもスケートが上手な子でスイスイと 滑って行ってしまいました。正直、私はスケートが得意ではないので彼を追いかける ことができずにいました。そこで、「このみ」の渡部さんのご配慮もあり、西森君と パートナーを代えてもらうことになりました。次にパートナーになったのは高橋成禎 君(小4)でした。彼もスケートはあまり得意ではなかったので、二人で手をつなぎ 、ゆっくり確実に滑っていきました。スキンシップを図っていたせいか、会話も自然 と弾みとても楽しい時間を過ごすことができました。  彼のお母さんを待っている間も、汗をかくほど一緒に鬼ごっこをしたり駆け回りま した。久しぶりにいい汗をかき清々しい気分でいっぱいになりました。  これからもボランティア活動を通して多くのことを体験し、自分自身の成長の糧に していきたいと思います。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1月12日 2年 山崎 貴之  先日(1月7日)森泉先輩にお願いし、参加させていただいた福祉団体「このみ」 のボランティア活動について報告します。  今回の「このみ」の活動内容は、障害を持つ子供たちと一緒にアイススケートに行 くというものでした。私が受け持った常見宣輝君は、こちらが何を言っているか理解 できるが、自分で話すことができない子でした。宣輝君のお母さんからは、「できる だけ何でも自分でやらせるようにして下さい。」と言われていたのですが、経験のな い私は、どのくらい自分で出来るのか、どのくらい手伝ってあげればよいのか分から ず戸惑いを隠せませんでした。宣輝君は、それを察知して不安になっていたのか、私 が呼んでも来てくれなかったりと心のすれ違いを感じました。しかし、スケート場に 着き時がたつにつれて、宣輝君が意思表示をしてくれるようになりました。トイレに 行きたい、休憩したい等、気持ちを伝えてくれるようになり、私の呼びかけにも応じ てくれるようになりました。私は宣輝君が心を開いてくれたのだと思いました。スケ ートを滑る時、宣輝君が私の手をしっかりと強く握ってくれた時は、私を頼ってくれ ているのだなと感じて、嬉しく思うのと同時に、私がこの子を守らねばという責任感 を覚えました。  お母さんへの引継ぎの時、宣輝君を一人で帰らせて下さいとの電話があり、私は、 一人で帰らせてたあと、彼が無事に帰宅できるか気が気でありませんでした。しかし 、お母さんの考え方は、「出来る限り何でも一人でやらせて、自立できるようにして あげたい。」というものでした。それを考えると、確かに宣輝君は、私の想像以上に 色々なことが自分で出来る子でした。そんなお母さんの支えが、宣輝君を成長させて いるのだと思い、感動しました。後から聞いた話だと、宣輝君はとても人見知りの激 しい子だったらしいです。しかし、私の呼びかけにあんなにも応じてくれるようにな ったということは、やはり心を開いてくれたのだと確信し、さらに嬉しさがましまし た。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1月11日 石井 政義 1月7日にボランティア活動に参加してまいりました。 今回は、西東京市にある「東伏見アイスアリーナ」にて、「このみ」の皆さん とアイススケートを楽しみました。 今回私は、知能障害を持つ小学5年生の男の子を担当しました。彼とは以前に も行動を共にしたことがあったため、私のことを覚えていてくれた様子で、終 始笑顔を振り撒いていてくれました。また、移動中も常に行儀良く、静かにし ていてくれたので非常に感心しました。 スケート場に到着すると、さっそく勢いよく飛び出していく子供達も見受けら れましたが、私自身のスケート経験がほとんどなかったために、最初は不安に かられながらも手すりを利用してゆっくりと滑走を始めました。そして、体が 慣れていくに従って少しずつスピードを上げていきました。途中、勢い余って 転倒したり、他の利用者と接触してしまうなどのハプニングもありましたが、 ひとりのけが人も無く、無事に終了することができました。 しかしながら、今回またはこれまでの活動を通して反省しなければならないこ とがあります。それは、私達ボランティアの主たる役割は、あくまでも子供達 の活動をサポートすることであり、あまり多くのことを何でも手取り足取りや ってあげる必要はないということです。さまざまな経験から多くのことを学ぼ うとしている子供達のためにも、そして自分自身のためにも、このことを念頭 に置いて今後の活動に活かしていきたいと思います。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1月11日 2年 後閑 良佑 私は今回が初めてのボランティア活動ということで、中山さんに「FoE Japan」を 紹介していただきました。今回は斎藤さん、中山さん、神藤君と共に活動して参り ました。 活動場所はJR日野駅から程近い「宇津木緑地保全地域」という、「FoE Japan」が 東京都から借り受けている小さな山でした。また活動内容は、山の景観を保ちつつ 周辺の住民の方々に容易に自然と触れ合ってもらう環境作りを目的としたプロジェ クトへの参加でした。 当日はプロジェクトも初回でしたので、参加者で山を歩きながら植生、景観を観察 しました。自然への造詣が深い方も数名参加しておられ、ところどころでその方々 の説明や意見を聞き、プロジェクトへの関心を深めました。 私は幼い頃から自然に囲まれて育ったため意識して自然と触れ合うことはありませ んでした。しかし大学へ入学し自然が極端に少ない住宅街で生活するようになり、 初めて自然と触れ合うことの大切さ、素晴らしさに気付きました。さらに今回の活 動を体験して、このプロジェクトが成功すれば多くの方々に自然の素晴らしさを体 感していただけるのではないかと思いました。 今後もこの活動に積極的に関わっていきたいと思います。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1月9日  2年  池田 章典  先日(1/7)参加した「このみ」のボランティア活動について報告します。 今回参加した、「このみ」というボランティア団体には、森泉先輩によるボラン ティア活動参加の募集をきっかけに参加することができました。その点に付きまし て森泉先輩には感謝しています。 当日の「このみ」のボランティア活動としては、障害を持った小学生を主とする 19名と一緒にスケートに行こうというものでした。ボランティアもスケートも経験 がないので、とても不安でした。 いよいよ時間になり、各人のパートナーと注意事項を受けました。私は小学5年 の男子を担当しました。彼は人見知り場所見知りがあり、しばしば取り乱すことが あると注意を受けました。私は正直驚き大変不安になりました。 初めて彼と対面したとき、彼は私を受け入れてくれませんでした。母親との引継 ぎを済ませると彼は、集合場所である駅構内を端から端まで歩き始めました。彼は あっちこっち行ったり来たりして、駅の利用者にぶつかったりし迷惑だと思いまし た。私は彼の手を取りじっとしてもらおうとしましたが、手を振り払われ逃げてい ってしまいます。私はこの先パートナーとして受け入れてくれるのだろうかと思い ました。 そんなこんなで、電車で移動します。彼は下りの階段が恐いらしく、手すりに伝 わりながら降りて来ます。横にいた私は後ろから降りてくる他の障害者に、ぶつか らないように周囲に目をやり壁になって一緒に降りました。すると、彼は私の服の 袖をつかみました。私は頼られているようでうれしく思いましたが、突然彼は立ち 止り大声をあげました。そこには二、三人手すりに寄りかかり止っていました。私 は彼のその行動によりどうしたらいいか分からず焦りました。一頻り泣き喚いた彼 は落ち着きを取り戻し、手すりを放し私に掴まりゆっくり降りていく事ができまし た。私は横で励ましの言葉を掛けながら降りていきました。この場面は私にとって かなり印象的な出来事であり、はじめての危機的状況でした。 その後も彼はホームをちょろちょろ、電車内でもちょろちょろしていました。や っとの思いでスケート場へ着くと彼は中に入りたがらず、建物の周囲をまわったり 、ベンチに30分程すわり辺りをきょろきょろしたり、公園へ行きブランコ遊びした りと時間まで入ろうとしません。しかし、みんなが出て来たころやっとスケートリ ンクの横までは見に行けましたが、全くスケートはしませんでした。 彼は最後に何か大切なものを教えてくれたと思います。それは、もう解散の駅の 改札を出るとき、彼は走り出し私はあぶないと察し追いました。彼は窓からホーム を見下ろしていました。するとしばらくして、電車がきて真上からみることができ ました。私は普段見ることのできない電車を見て大人になってしまったなと感じま した。彼によって見ることができたその風景は、その日一日の疲れをふっ飛ばすす ばらしいものでした。彼のパートナーになれてよかったです。 ボランティアというのは、互いに奉仕し合うものではないかと思いました。この ような特殊な体験をすることができ大変うれしく思います。また、今後も参加した いと思います。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1月9日 2年 久間 一慶 1月7日に体験してきましたボランティア活動についてご報告いたします。ボラン ティア活動は今回が初めてでしたので、森泉先輩にお願いして「このみ」のボラン ティア活動に参加させていただきました。 今回の活動内容は障害のある子供達と一緒にアイススケートをするというものでし た。私がお世話させていただいたのは浦井桂君(小5)で、彼は私が言っているこ とは理解できますが、喋ることができませんでした。 言葉を喋ることができないので、彼がジェスチャーで言いたいことを伝えてくれる のですが、その意味を理解するのがとても難しくボランティア団体の方に助けてい ただきながら彼が何を言いたいのか、何をしたいのかをなんとか理解できました。 スケート場に着いて皆がスケート靴に履き替えているので、私も彼に靴を履かせて あげようとしたらそれを拒否されました。彼は今回初めてスケートをするというこ とで臆病になっていたようでした。 スケートの時間も終わり、集合場所まで帰り、お母さんに桂君の様子を報告して解 散しました。 今回初めてボランティア活動に参加して少しでも人の役に立つようにこれからもい ろんなボランティアに参加したいと思いました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1月8日  2年 西森 祐介  1月7日、私は森泉先輩にお願いして、先輩方と一緒に、東久留米にある福祉団体 「このみ」の活動に参加させていただきました。  その日は障害を持つ子供達と一緒にアイススケートに行くというプログラムでした が、ボランティアを初めて経験する私は、終始何をすればいいのか、またどのように 接していいのかがわからずにいました。ただ、私は戸惑いながらもパートナーの子供 と電車に乗り、話し掛けたりしていました。しかし、ほとんど返事をしてくれること はありませんでした。それを少し残念に感じました。  スケートリンクに着き、今度はパートナーを替えて、別の子供と一緒にスケートを しました。そこで私が驚いたのはスケートが出来る子供、出来ない子供、そして靴さ え履いてくれない子供、と本当に様々だったことです。そしてボランティアに興味を 持っていながら本当に何も知らず、そういった偏見の目で見ていた自分自身に気付き 、本当に驚きました。それからはアイススケートを一緒に楽しく滑りました。    その日の終わりにその子供のお母さんに引継ぎをしました。ただ私の中には、「自 分は何が出来たのだろう」という感じが強く残りました。そして「これからもボラン ティアに参加させていただいて、出来るだけお役に立てるようになっていきたい」と いう気持ちが強くなっていました。  昨日感じた気持ちを大切に、これからも色々なボランティア活動に参加させていた だき、自分の視野を広げ、周りへの気配りなど多くを学んでいきたいと思います 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1月8日 2年 永里和彦 1月7日、「このみ」でのボランティア活動の一環として、西武新宿線東伏見駅を降りて すぐ見える「東伏見アイスアリーナ」でアイススケートを楽しむというイベントに参加さ せていただきました。 私と一緒にアイススケートをしてくれたのは、小学4年生の緒方大志君でした。彼はとて も活発的で人見知りもなく私にすぐなついてくれました。「東伏見アイスアリーナ」まで は電車移動がありましたので、電車がホームに来るところから電車の乗り降りまで気を抜 かずに手をつなぎながら身の安全を確認しながら行動いたしました。 そして「東伏見アイスアリーナ」に着きスケート靴を履かせてあげ、私と一緒に手をつな ぎスケートリンクに出たところ、私よりアイススケートが上手で私はついて行くだけで精 一杯でした。彼は激しく転ぶこともなく楽しく時間が過ぎて行きました。しかし私が「そ ろそろ帰るよ」と言ったところ、彼は「まだ滑りたい」という表情をして私の手を離して 滑りに行ってしまいました。しかし1,2周したところで私の元に戻ってきてくれました 。スケート靴を脱いでも彼は滑りたそうな顔をしていて、その顔を見て私もなんだか寂し い気持ちになりました。その後「東伏見アイスアリーナ」をあとにして、彼のお母さんが 待つ「東久留米駅」まで手をつなぎながら向かいました。 そしてお母さんに引継ぎをして大志君と別れるとき振ってくれた手を見て私は、ボランテ ィアに参加して良かったという気持ちでいっぱいになりました。 私はボランティア活動を初めて体験させていただいたのですが、とても普段の生活では味 わうことのできない充実感を感じることができました。今後もボランティア活動に参加し ていきたいと思います。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1月7日 中山雅之 1月5日に活動を行いました。 今回も「地球の友」でお世話になりました。 (「地球の友」は1月1日より改名し「FoE-Japan」となりました) 本日は斎藤さん、後閑君、神藤君と共に活動を行いました。 今回の活動では、JR日野駅からバスで15分くらいの所にある東 京都緑地保全地区の八王子の森をフィールドに、里山の再生・活 用をテーマとし、この場所の景観と生物双方の維持を目指すという 、「里山プロジェクト」に参加しました。 プロジェクト初回である今回は、森の特徴を調査する事を中心にク ヌギ・コナラなどの針葉樹林や、竹林について説明を受けながら森 の中を見てまわりました。普段あまり自然に触れる機会がなかった ので、とても気持ち良く過ごす事ができました。 午前中で見学を終了し、午後からは今後どのように取り組むかにつ いて話し合いの場が設けられました。4月までは、良い管理がなさ れている地区を見学し、勉強をしましょうという話になりました。 今後もこのプロジェクトに関わっていきたいと思います。
 

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