2001年度 大東文化大学経営学部 梅沢ゼミ

個別のボランティア活動報告−8月


最新更新日  2001. 10. 5. 


    8月22日 森泉 香  森泉です。本日、ボランティア活動に参加したので御報告いたし ます。本日、私達のボランティアグループのみなさんとは、インタ ーンなど、都合が合わなかったため、私一人の参加となりました。  私が参加したボランティア団体の名は「このみ」です。「この み」の主な活動内容は脳に障害を持った小学生ぐらいの子供達と キャンプや遊び等をする事により、新しい出会い、触れ合いをする というものでした。今日、私が会った「このみ」の代表の方々は私 達よりおそらく2〜3歳年が上くらいの若い方々で、その人達の他 にパートの人達数名とボランティアの方々で構成されていました。  本日のその活動内容は、雨天のため、少しプログラムが変わり、 集合地からアクアブルー多摩という室内プールまで行き、「この み」の子供達と遊ぶというものでした。 本日の活動についての感 想を述べようと思うのですが、何から話していいかわからないくら い、得るものが大きい一日となりました。子供達の大変無垢な笑 顔、逆に初めはコミニケーションをなかなかとってくれない子供が 少しづつ心を開いてくれる喜び、色々なトラブルの中、いつもの事 だからと、たんたんとそのトラブルを対処していく、「つぐみ」の 方々の冷静さ、さらには子供達に対するやさしさや時には厳しさの 愛情、その日、体験した一つ一つが私にとってたいへん勉強になり ました。  ひとえに脳に障害ある子供達といっても、それぞれ障害の表情が ちがく、元気に走り回る子もいれば、コミニケーションをうまくと れない子や、車椅子でないと行動できない子もいました。私はこの ような活動は初めてのため、「このみ」の方々も気をつかっていた だき、比較的、生涯の低い子供を担当させてもらいました。初めは 逆にその子がおとなし過ぎて、中々コミニケーションがとれません でしたが、少しづつ仲良くなり、手をつなぐのを受け入れてくれた り、その子からお話しをしてきてくれた時などは、大変感動しまし た。また子供を預かった時から保護者の方の所までしっかりと送り 届け、さらにはいっしょに遊ぶだけが目的なのでなく、子供達がい けない事をしたら、ちゃんと注意をしなければならない等のいくつ もの責任は私に大きな成長を与えてくれました。そして「つぐみ」 の人達のこの活動に対する思い入れなどを聞く事が出来、その気持 ちの一部分ではありますが、このみの方達のやさしさや愛情、信念 に触れる事ができたのは、私にとってとても大きな物を得る事がで きました。また車椅子の子供からは、まだまだ日本は車椅子に対す る設備がまだまだ不完全なのだなっという事も間のあたりにさせて くれました。    「このみ」はイベント等を行う時には子供一人につきボランティ アの人、一人をつけるため、たいへん人手不足に苦しんでいるそう です。ですから私達のボランティアグループに関わらず、興味のあ る方は是非、いっしょにこの活動に参加してみませんか。代表の方 が言うには、一回だけの参加でも大変助けとなるそうです。今日、 初めての参加なくせにおおきな事を言ってますが、このボランティ ア活動は自分に得るものが大変大きいです。興味をもった人、一回 だけでも構いませんので是非いっしょに参加してみませんか。  今日の活動を通して、ボランティアと言うものは、与えるものよ り、得るものの方がとても大きいという事を知りました。そして人 と人との触れ合い、責任、思いやりなど数多くの大切な事を再発 見、新発見する事ができました。  もし私が梅沢ゼミに入っていなければ、こんな貴重な体験は出来 なかった事と思います。このような機会を与えてくれた梅沢先生、 そして斎藤さん並びに中山君、「このみ」の方々に大変感謝したい と思います。  このメールは私の今日の体験の素晴らしさを表現したかったので すが、あまりにそれが大きすぎて、とても読みづらいものとなって おります、どうぞお許しください。また私が言いたかった事の10 分の1も言えない内容でした。それだけ素晴らしい体験が出来たと 言う事を、梅沢先生とゼミ生のみなさまに御報告したいと思います。
 

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